茨城県立太田第一高等学校附属中学校
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8月版



















茨城県立太田第一高等学校附属中学校

校長挨拶

           

 併設型中高一貫教育校茨城県立太田第一高等学校・附属中学校のホームページにアクセスいただき,誠にありがとうございます。校長として簡単に本校の特色を紹介させていただきます。

                             
校長 森田 一洋


創立120年の県内屈指の歴史を有する伝統校
 本校が位置する常陸太田市は,平安末期から江戸初期まで佐竹氏の所領でしたが,その後水戸徳川家の藩領となりました。そのため,本校の近くには二代藩主徳川光圀の隠居所西山荘や,水戸徳川家の墓所瑞龍山,水戸黄門でおなじみの助さん(佐々宗淳)の墓がある正宗寺など水戸徳川家ゆかりの史蹟がたくさんあります。
 本校は,こうした環境の中,明治33(1900)年に創設されました。2000年には,創立100周年を盛大に祝い,21世紀に向けて新たな船出をしました。なお,2020年の今年,創立120周年記念式典を予定しています。
 また,本校では,毎年4月の第3土曜日に,卒業50年,卒業25周年を迎えた先輩たちが母校に集い,在校生と一緒に盛大な祝賀式を行う,県内はおろか全国でも類を見ない行事があります。とかく人間関係の希薄が話題になる昨今,この恒例行事は,本校ならではの伝統行事と自負しています。
 今年で第69回を迎える校内マラソン大会も本校が誇る行事です。秋の一日,男子は10キロ,女子は5キロを走りますが,途中棄権者はほとんど出ず,苦しさを乗り越え,最後までやり通す忍耐力を身に付ける機会となっています。これが功を奏し,進路選択にも大いに役立っています。

平成15(2003)年度 進学重視型の単位制高等学校へ
 単位制高等学校で,生徒は自分の能力や興味・関心,適性,進路希望に合わせた多くの選択科目を選ぶことができます。さらに,少人数授業も多く,丁寧できめ細かな授業が特色です。
 本校では,「週3日が50分7時間授業」「週2日が50分6時間授業」を行っております。また,平常課外や土曜課外(年間20日)も実施して生徒の学力アップに努めていますので,進学実績のさらなる飛躍が期待されます。

令和2(2020)年度 県立太田第一高等学校附属中学校開校
 本年度より併設型中高一貫教育校として新たなスタートを切りました。国際理解教育・科学教育・探究活動を3つの太い柱とする体験を踏まえた教育を展開していきます。中学3年生になると,全員がオーストラリアの中等教育学校において体験留学を経験します。教育活動全体のベースとしてICTをフルに活用しています。太田一高の長年の蓄積された国際教育のノウハウを生かし,中学一年生からオーストラリアの交流校の生徒とICTを通して交流し,英語運用力と国際性を涵養します。

活発な部活動・生徒会活動
 本校では,生徒の豊かな人間性,頑健な身体,強靱な精神力,自主性・自律性・社会性・奉仕の精神等を涵養するため,部活動や生徒会活動にも力を入れています。運動部は14(中学は5),文化部は19(中学は3,同好会2含む)あり,それぞれ特色を生かしながら活発な活動をしています。
 平成31年度の実績を見ると,弁論部は全国大会で優勝を果たし,写真部と文芸部が全国大会出場。陸上部・水泳部・卓球部が関東大会出場と輝かしい成績を残しています。また,創立と同年に創部された野球部は,毎大会県大会出場を果たすなど安定した成績を収めています。
 生徒会活動も活発で,生徒会誌『青龍』や生徒会新聞『益習』の定期的な発行,野球応援(7月),近隣中学校の3年生に向けた学校説明会用のビデオ作成,クラスマッチ等の企画運営を自主的に行っています。

国際理解教育推進校
 本校では,昭和52(1977)年から,交換留学生の相互派遣交流を通して,国際理解教育にも力を入れています。私は,第1回派遣生の一人として米国カリフォルニアのドスプエブロス高校で目から鱗が落ちる高校生活体験をしました。変遷があり,現在の派遣先はオーストラリアです。
 昭和54(1979)年7月に,アメリカから第3回留学生として我が家に滞在しながら本校に通学したロバート・オア君は,国連の事務次官補として,アナン元事務総長の片腕として活躍し,総長とともに数度来日しました。いずれの訪問でも太田一高を訪ねました。本校ゆかりの留学生が世界の檜舞台で活躍していることは,本校生にとっても大きな励みです。
 毎年,姉妹校のオーストラリアのリリーデール・ハイツ高校から,約10名の生徒と教員が来校し,本校からも20名程度の生徒と2名の教員がオーストラリアを訪れています。また,生徒だけでなく,国際交流父母の会が組織されており,父母の会も隔年で学校訪問をし,交流を深めてきました。これもまた,他に類を見ない交流です。

豊かな自然環境と充実した施設設備
 本校は,西に源氏川,東に里川が流れる「鯨ヶ丘」と呼ばれる台地上に位置し,晴れた日には遠く筑波山や日光連山の山並みが望めます。校庭には,樹齢を重ねた桜の古木がたくさんあり,毎年4月の放課後に桜吹雪の下で行われる吹奏楽部による野外コンサートは一幅の絵になる光景です。
 エアコンが完備された普通教室に加え,今年度は,PTAの皆様のご理解・ご協力をいただき,特別教室にも設置します。柔道場・剣道場を併せ持つ県内有数の規模を誇る体育館,合宿等多目的な利用が可能な3階建ての同窓会館(「益習会館」),第二グランドにある専用野球場,自学自習をするためのスタディルーム,オンライン講座を受講できる視聴覚室等,本校の施設設備は恵まれたものばかりです。
 校内の一角には,本校の前身である旧制太田中学校の講堂(昭和51年国指定重要文化財)があり,観光ガイドブックを片手にここを訪れる愛好家も少なくありません。毎年秋には,この講堂で横山大観の「笹に蛙」等,本校所蔵の美術品を一般公開しており,多くの見学者が訪れます。また,講堂では,毎年11月に常陸太田市・常陸大宮市・日立市など近隣の中学生を招いて,英語部主催による英語暗唱大会を開催しています。

生徒と教師の心のふれあいを大切にしている定時制課程
 本校の定時制は,授業,部活動,給食の時間等,教育活動のあらゆる場面で,生徒と教師の心の交流を大切にしています。そのため,教室はいつも家庭的で温かい雰囲気に包まれています。
 授業では,選択科目を多く設け,水戸南高校との併習により3年間で卒業可能な「3修3卒」制度の活用も推進しています。
 学校行事では,生徒一人一人が自分の個性や能力を十分に発揮できる場面を多くするように心がけています。
 部活動では,定時制通信制の県大会にできるだけ多くの部が出場するよう努めています。
 本校定時制は,勤労と学習の両立を目指して,日々努力しています。


 本校では,今年も校訓「至誠・剛健・進取」の下,文武不岐の精神で,「勉強も一所懸命」「部活動も一所懸命」を合い言葉に,教職員,生徒ともども一丸となって,本校の教育目標の具現化に取り組んでいきます。
<令和3年度入学志願者状況について>(R2.12.4現在)
入学願書の受付が終了しました。志願状況は以下のとおりです。

令和3(2021)年度
茨城県立太田第一高等学校附属中学校入学者選抜
 募集定員
(A)
入学志願者数 (B) 志願倍率
(B/A) 
計 
 〓
※ 令和2年12月11日(金)までに受検票が届かない場合は,本校にお問い合わせください。

 5月25日(月)以降の対応について(在校生・保護者の方へ)

 新型コロナウイルス感染症に対する県の新たな指針を受け,5月25日(月)以降の本校の対応をお知らせします。詳しくは以下のPDFファイルをご覧ください。(5月20日更新)

  5月25日(月)以降の本校の対応について.pdf
お知らせ
平成31年度茨城県立太田第一高等学校入学志願者数等(志願先変更後)

                   平成31年2月21日午後5時現在  
課程 学科名募集人員〔人〕志願者数〔人〕志願倍率〔倍〕
全日制 普通科
240
(12)
189
(8)
0.79
(0.67)
定時制 普通科400.1
※( )内は特色選抜関係で内数